タイトル:マヨナカ・ガラン
製造元:UNTIES
価格:1,222円
容量:2.2GB
ジャンル:テキストアドベンチャー
発売日:2018年10月4日

概要

幻想的なグラフィックと実力派声優陣の演技で綴るオカルトホラーノベルゲーム

「まさか……あなたも」「死人、ですか?」それは奇妙で物悲しい物語。
閉鎖的な村に降臨した「聖人」が呼ぶのは破滅か、救済か。
幻想的なグラフィックと実力派声優陣による演技で綴る、オカルトホラーノベルゲーム。
「その両目は、どのような結末を望む?」 【フルボイス&フル3Dアニメーション】全てのシーンで、感情豊かに動き、喋るキャラクターたち。
実力派の声優陣により繰り広げられる、臨場感にあふれる会話劇をお楽しみください。
【幻想的なグラフィック】現実と非現実の混じり合う、切り絵のような美しいグラフィック。
二次元とも三次元とも付かない、不思議な世界に迷い込む体験ができます。
【あらすじ】過去に迫害されたキリシタンたちが作った大臼村。
外の世界から閉ざされた村では、独自の怪しげな伝承や儀式を受け継ぐようになっていた。
時代は代わり村人たちは村おこしに乗り出す。
壮麗な聖堂を建築し、歴史や伝承の整理のため、村長の息子の大臼寿安と聖堂の神父の岡田黒州は、郷土史家の牧師橘はももるを村に招く。
はももるは村人と接するうちに、度を越した聖人信仰に気づく。
他にも外から来た人間はマレビトとして特別視され、村の先客である赤い少女が崇拝されていた。
はももるは持ち前の人の良さで村の結束に一役買うが、それも束の間、村には超然とした白い少女が来訪する。
狂騒の中、はももるはこの村のもう1つの顔を知る。
曰く、この村には歩く死人がいる。
明らかになる陰惨な過去。
死に急ぐ生者と満たされる死者。
見えない者たちの紡ぐ物語があなたを待っている。

動画

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筆者レビュー

ゲームの概要
『マヨナカ・ガラン』では、プレイヤーはダイバシティに富んだ村、ダイセンロウとその周辺を探索するカナメというキャラクターを操作します。彼女は「聖者」を尋ねる人々の姿を目にしながら、村の秘密と超自然的な出来事に巻き込まれていきます。

グラフィックとビジュアルスタイル
独特のビジュアル: ゲームは、ステンドグラスを彷彿とさせるビジュアルスタイルで、キャラクターと背景が美しく、色鮮やかに描かれています。
アニメーション: 人物の動きは限られており、ビジュアルノベルに近いスタイルを採用していますが、そのスタイルがストーリーの神秘的な雰囲気を高めています。

サウンドトラック
ゲームの雰囲気を高める効果的なサウンドトラックが特徴です。それは緊迫感を与え、また時には幽玄なムードを演出しています。
ゲームプレイとストーリー
ストーリーテリング: 物語の語り口は幻想的で、プレイヤーを引き込む力があります。しかし、説明が不足している部分もあり、物語に深く入り込むまでには多少の耐性が必要かもしれません。
探索要素: 探索は主にダイアログ選択とシーン選択を通じて行われ、謎解きの要素は控えめです。

評価
プラス点
独特のアートスタイルとビジュアルが印象的です。
物語のテーマとトーンは独特で、プレイヤーを引き込む力があります。
サウンドトラックは雰囲気をしっかりとサポートしています。
マイナス点
ストーリーは場所によっては曖昧で、全員に受け入れられるとは限りません。
ゲームプレイは静的であり、アクションや謎解きを多く求めるプレイヤーには物足りないかもしれません。

総合評価
『マヨナカ・ガラン』は、ユニークなアートワークと不思議な物語で、ビジュアルノベルやアドベンチャーゲームのファンを引きつけることができる作品です。インディーゲームとしては一線を画しており、日常から離れて非日常的な体験をしたいと考えているプレイヤーにはぴったりのゲームでしょう。しかし、ゲームプレイに多様性を求めたり、明確なストーリー展開を好むプレイヤーにとっては、満足いくものではないかもしれません。評価はプレイヤーの好みに大きく依存するため、このゲームが提供する独特の体験に価値を見出せるかどうかで大きく変わります。

クチコミ・評価・レビュー

・全体的に独特な雰囲気で好き嫌いが別れる

・分岐、選択肢無しの読み進めるスタイルでゲーム性は薄い

・声優陣が豪華