タイトル:ケロブラスター
製造元:PLAYISM
価格:980円
容量:77.0MB
ジャンル:アクション
発売日:2018年8月23日

概要

サラリーマンのカエルが出張先の大地を冒険する、丁寧につくり込まれたステージクリア型アクションゲーム主人公は謎のベンチャー企業「キャット&フロッグ社」に勤める二足歩行のカエル。

行く手を阻む敵を倒し、挑戦的な地形を越え目的地へ向かいます。
ゲームをスタートさせたばかりのころは、少ないライフと頼りない武器に驚くことでしょう。
しかもカエルは全滅すると「入院」してステージの最初からやり直しになってしまいます。

しかし、コツコツ集めたお金で「買い物」をしてライフを増やしたり、強化した武器を上手に選んだりすることで、一度は負けた敵にも打ち勝てるようになります。
先へ進めば進むほど「強くなった」手応えが味わえるゲームです。
ステージの合間に登場するキャラクターも魅力のひとつ。

同僚はなぜか猫、社長も猫、あと何の生き物かよく分からないOLさんなどが登場し、私たちと同じように働き、残業し、愚痴を言ったり、怒鳴られたり、そして励まし合ったりしています。

丁寧に作り込まれたゲームの世界を、ぜひ体験してください。

動画

筆者レビュー

一言で言うならば、2Dアクションゲームっていうのはこういうので良いんだよっていうものを体現化したゲーム。

『洞窟物語』を生み出したPixelだけあり、やはり良作。面白い。
ゲーム内容は全7面の横スクロール2Dアクションゲーム。
サラリーマンのカエルはブラスターと呼ばれる武器を持ち、それで敵を倒しながら進めていく。
武器となるブラスターはロックバスターよろしく直線弾や散弾、バブル弾、ファイヤー弾など様々。
これらブラスターはショップで強化が可能なのでアクションが苦手でも強化すれば突破できる!

グラフィックはファミコン後期の頃のドット絵を彷彿させ、BGM独特なイメージを醸し出す。
それでいてストーリーはコミカル……と思いきやシリアスな部分もあり。
難しい操作や設定は無い。ファミコンのマリオが楽しめる人ならば間違いなく楽しめる出来の良さ。

プレイしてみるとわかるがステージもよく作りこまれていると感じる。
ブラスターを適当に乱射していれば良いというわけでもなく、ブラスター射程がギリギリ届かないところに敵が配置されていてプレイヤーに行動を迫ったりアイテムをとるために遠回りをしたり……。
簡単そうに見えて初見だとなかなか難しかったりするのでやりごたえもそれなりにあります(笑)

気になった点としては、ゲームオーバーになると、そのステージの最初からになってしまうのでボス戦で敗れ去るとそのステージを最初から進めていかないといけないこと。
中間地点とボス戦前をセーブポイントとしてゲームオーバーになってもそこから開始できると良いと思う。
意外に最初から始めるのは面倒なんだよ(笑)

価格は980円で全7ステージのライフ性。エンディングまで約3時間。
これが高いか安いかボリューム不足かと捉えるかは人それぞれだけど筆者としては適正価格なのではないかと思います。
アクションゲームはこうあるべきっていう模範解答的なゲーム性で内容もまさにスタンダード。
最近のグラフィック重視で3D視点の操作が複雑なアクションゲームも見習ってほしい。
ちなみに残業モードという名のハードモードもあるのでやりこめば10時間ぐらいは遊べます。

とりあえず、2Dアクションゲームが好きな輩はセールのときにでも買ってみると良いと思う、面白いよ!!

クチコミ・評価・レビュー

・開発室Pixelのゲームだけあり丁寧に作りこまれている。
・全体的にストーリーが短くすぐにカンストしてしまう。
・残機ゼロになってもペナルティが無いため、ゲーム下手でも何回もチャレンジすれば必ずクリアできる優しい作りなのが良い。