タイトル:LifeGoesOn
製造元:GAMEPOCH
価格:1,499円
容量:1.2GB
ジャンル:アクション
発売日:2018年9月20日

概要

Life Goes On: Done to Death

指揮官「いかなる犠牲を払ってでも、『命の杯』を手に入れてこい! 」無茶ぶり上司に命令され、針山や火炎放射器、凍結ガスだらけの危険地帯に送り込まれる騎士たち。
本作は、そんなちょっぴり可哀想な騎士たちが主人公のパズルアクションで、とにかく犠牲なしには先へ進めないしくみになっています。
とても飛び越せない針山に飛び込み、倒れる騎士… でも次に召喚される騎士は、仲間の「なきがら」を足場にしてさらに先へと進む…みたいな展開が最初から最後までぎっしり。
登場する騎士にはそれぞれ固有の名前がつけられているので、感情移入しちゃったり(あるいは吹き出しちゃったり)するかも。
一体どうして騎士やってるの? って名前もちらほらあり、騎士の名前も遊んでいる間の楽しみになったり!?また仲間の「なきがら」を利用してパズルを解くという残酷なコンセプトながら、本作の雰囲気はなぜかコミカル。
クリア後の成果報告画面からエンディングまで、とにかくネタが満載です。
いい成績を残した時や、特定のステージでしか見られないネタもあるので、ぜひ最後まで遊んでみてください。

動画

調査中…

筆者レビュー

俺の屍を越えてゆけ―――、かつてこんなゲームがPSやらVitaであった。
今回紹介する『Life Goes On: Done to Death』はそれを地で行くゲームである。
どういう意味かというと仲間の死体を利用して先に進みステージクリアを目指すのだ。

―――まさに狂気の沙汰である、良い意味で(笑)

もうこのゲーム狂ってる!これは愛すべきバカゲーである!
狂っているポイントとして捜査する騎士の一人一人に名前が付いているのである。
おかげで「アイツの屍を踏みつけて俺は先に進むんだ!』的なノリのストーリーが脳内で出来上がってしまう(笑)

しかも、この騎士達の死体がいい感じの仕掛けになっているのが良い!
プレイヤーが出来る操作は移動するか、ジャンプするか。この2択。
つまり、どこで死ぬか、これが先に進むために重要なのだ。
こんなに死ぬことが重要な要素なんて……このアイデア逸脱すぎるwww
マリオやロックマンではありえないね(笑)

ちなみにゲームタイトルになっている”Life Goes On”は日本語で様々な意味があるらしい。
「それでも生きていかなければいけない」
「時間が解決するよ」
「それでも時は過ぎていく」
「生きてればいいことがあるよ」
「頑張らなくては」
「くよくよしてられない」
「しっかりしないと」

これにこのゲーム性を踏まえると”仲間が死んでも”を先頭に加えるとしっくりくる。

「仲間が死んでも、それでも生きていかなければいけない」
「仲間が死んでも、時間が解決するよ」
「仲間が死んでも、それでも時は過ぎていく」
「仲間が死んでも、生きてればいいことがあるよ」
「仲間が死んでも、頑張らなくては」
「仲間が死んでも、くよくよしてられない」
「仲間が死んでも、しっかりしないと」

いやー、ジワジワきますなぁ……。
この言葉こそが、『Life Goes On』のゲーム性を表していますよ!

ステージ数は約70面。
通常のストーリーモードの他に犠牲者数を競うタイムアタックモードあり。
この価格、アクションゲームとしてのボリュームは十分といえよう。

更に言ってしまうと、このゲーム日本語訳のローカライズが最高にセンスある!!
腹筋崩壊すること間違いなし!(笑)
誰だよ、これ訳した奴wセンスありすぎるぞ。。。いや、良い意味で(笑)

バカゲーが好きな人に強くオススメしたい。
内容のアイデアは秀逸、アクションゲームとしても面白い。
これをプレイした人の腹筋は崩壊するだろう、絶対。

クチコミ・評価・レビュー

・ローカライズが笑いを誘う。

・犠牲の上に成り立つギミック。アクションゲームとしても優秀。

・ネタ満載、それでいてボリュームも満載