タイトル:螢幕判官 BehindTheScreen
製造元:賈船
価格:1,000円
容量:778.0MB
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2018年8月23日

概要

世の中に流れているニュースは本当なのか…

『螢幕判官 Behind The Screen』は、まだインターネットが一般的でない時代の台湾を舞台に『ある殺人犯』の人生を辿り、歪められ見えなくなった真実を追うサスペンスパズルアクションゲームです。
父親を殺害した犯人として捕まった青年が、なぜそのような結末を迎えたか、自身の幼少期、少年時代、そして事件直前と振り返り、真実や葛藤と向き合っていきます。

神経質で大人びた幼少時代、現実と夢想の区別がつかず、世の中が不気味で不思議な世界に見えていました。
実直な学生新聞記者として権力を糾弾した少年時代、自分を奮い立たせるため、古代の戦士や政治家になりきっていました。
それでも抗い続けた、あの日『ある殺人犯』となってしまった青年は、自身と向き合った末に得たものはあるのでしょうか。
そして関係者によって歪められたニュースが次々とブラウン管を通じて流され、市民は先導されていき、どんどんエスカレートしていくのをどう感じていたのでしょうか。

プレイヤーは、犯人の人生を追体験し、様々な謎を解きながら、犯人の目を通して、自身で真実を探求していきます。
ゲーム中に流れる実写のニュースは、日本語版は吹き替えで、男性ニュースキャスター役に森田則昭さん、台北市議員高雲生役に大久保宇将さん、近所のおばさん役に友野恵さん、幼稚園の先生役に宮咲あかりさんが演じます。

【ゲームの特徴】

・ストーリーに応じた複数種類のパズルやアクションゲーム、ステージ内には隠し要素もあります

・現代社会にも通じるフェイクニュースをテーマにし、また台湾の歴史ともリンクするストーリー

・1970年代の台湾を彷彿とさせる懐かしいデザインのキャラクターや舞台

動画

筆者レビュー

昭和の雰囲気を感じる絵柄かと思えば部隊は1970年代の台湾という本作。
ストーリー性のあるミニゲーム集という印象で物語を読み進めながら途中に挿入されるミニゲームをクリアして物語が進むというスタイル。
ストーリーで売りたいのかミニゲームで売りたいのか、はたまたBGMや演出で売りたいのかいまいちセールスポイントがつかめない。

大体にして、「サスペンスパズルアクション」ってどんなジャンルなんだよ!(笑)

内容としては罪を犯してしまった主人公の幼少期から彼の人生を追っていく話。
全体的に暗く鬱な気分にさせるぐらい悲しくエンターテイメント作品としてどうかと思ったりするのですが絵柄が古臭く独特で表面的には明るくなれる、ような?
まあ、やっぱり暗いです、鬱になると思います。更にボリュームも3時間弱ぐらいで少ない。盛り上がりもないっていう…。

そしてところどころで発生するミニゲームがまたつまらない!!

タイミングゲーだったり、よくわからないパズルゲーだったりと全体的に面白くない。
はっきり言おう!クソゲーであると!!!

ローカライズの文章は丁寧だが丁寧すぎる。
良い点はグラフィックが独特であることぐらい。しかし実写はどうかと思うぞ…。

もの好きなら買ってみたら、というレベルということで今回のレビューを終わります。

クチコミ・評価・レビュー

・クソゲーがやりたい人におススメできるゲーム

・ストーリーが全体的に陰鬱、続きが気にならない

・ミニゲームは面白くないが独特なので印象には残る